小林エリカ シルクスクリーンポスター Lise Meitner

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こちらの商品はミュージアムオリジナルの少量制作のため、お一人様2点までとなります。

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作品解説

光の子ども 2013
アーティスト、小説家としても活躍する「小林エリカ」は放射能をテーマにした作品の発表を続けてきた。その過程で制作された漫画作品が光の子ども1~3巻である。この作品は現在も継続して発表されており、キュリー夫人によるラジウムの発見から原子爆弾の開発を経由して、現代の東日本大震災による福島の原子力発電所の事故まで続く放射能の研究開発の流れを辿る物語が展開される。
ポスターは漫画の中の登場人物、科学者のリサ・マイトナーとキュリー夫人の娘のイレーヌ・キュリーのシーンを作家が選定してそれをシルクスクリーンにして限定制作したものである。

商品詳細

小林エリカの代表的なコミック「光の子ども1-3」(リトルモア刊)の一場面をシルクスクリーンのポスターにしました。
一貫して“放射能”を巡る歴史的な流れやその時の社会情勢などをアート作品にしてきた小林の代表作です。
本作は、軽井沢ニューアートミュージアム10周年記念展での展示に合わせて作家より許可をいただき美術館で制作したオリジナルポスターです。
このポスターは、当館以外では販売していない非常に貴重なものです。

シルクスクリーンならではのインクの発色と少し盛り上がったような風合いはこの技法独自のものとなっております。特にタイトルの「LUMINOUS」の文字は金色のインクの上から金粉を振りかけて制作しており、より美しい仕上がりとなっております。

A2サイズ、各50部限定、サイン・ナンバー入り(番号は選べませんのでご了承下さい。)
今では作られることが少なくなった貴重なシルクスクリーンポスターの新作になります。
ポスターは以下の人物を取り上げています。

●リーゼ・マイトナー Lise Meitner (1878-1968)
オーストリアの物理学者、女性が高度な学問を受けることが難しかった時代にマイトナーは努力によりウィーン大学に入学し、その後ドイツのベルリンで研究を続ける。特に放射線の分野で成果を上げ、研究者としての地位を築いていく。その後、ナチスによる迫害を受けユダヤ人であるマイトナーはスウェーデンに移る。彼女は核分裂を発見しそれは最大の業績となる。核分裂は後年の核兵器の開発につながったため、彼女は心を痛めた。戦後一時アメリカで生活をしたが、晩年はスウェーデンに戻った。
ポスターはマイトナーのクールなイメージが出ているカッコいい作品となっています。