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前川強(1936-)

具体の第2世代の作家、前川強は物質を意識していたこのグループの理念に最も忠実な作家であるといえる。
前川は通常のキャンバスを使った作品の制作をあまりしない。なぜなら、支持体であるキャンバスは物質であるが、見えないものとして扱われ、画家は疑問を持たずにその上に絵を描く。キャンバスは絵の具を載せるための単なる土台であり、没個性の平面として扱われる。
前川は支持体である画布についてもその物質性を尊重する。それゆえ、画布を前川は見えなくなってしまうものではなく作品の重要な構成要素として主張させる。通常のキャンバスの麻布を使わず、コーヒー豆を入れる麻袋(ドンゴロス)を使ってその物質感を強調する。

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